ダイヤモンド・ドラッグストア2022年11月15日号
2022年11月15日発売
【特集】
登販の武器! 受診勧奨
一般社団法人日本チェーンドラッグストア協会(東京都:以下、JACDS)の学術・調査研究委員会は8月1日、ドラッグストア(DgS)の店舗スタッフ向けの「JACDS版受診勧奨ガイドライン」を策定しました。同ガイドラインは「街の健康ハブステーション」をめざすDgSの機能強化と店舗スタッフの役割の向上を目的としています。
同ガイドラインは学術・調査研究委員会の学術顧問で総合診療医/感染症医の岸田直樹氏が監修。医師・医療側の視点やDgSにおける受診勧奨の意義、重要性、要望等を踏まえたものとなっています。
内容は、①相談応需から受診勧奨までの流れと受診勧奨の効果、②ガイドラインの使い方、使用上の留意事項、③受診勧奨実証実験結果〈抜粋〉、④本ガイドラインで紹介するレッドフラッグサインについて、⑤症状別受診勧奨ガイドライン(咳、鼻、下痢、腰痛の4症状)、⑥応酬話法例、近隣医療機関一覧表ひながた参考書式、受診勧奨状例──の大きく6つから構成されています。
JACDSは同ガイドラインを会員企業に提供し、一般用医薬品(OTC)の販売に携わり、相談応需の機会も多い医薬品登録販売者をはじめとする店舗スタッフの教育の現場での活用を通じて、DgSの機能のさらなる充実を呼びかけています。さらに、今後は会員企業からのフィードバックをもとにした同ガイドラインの対象範囲の拡張など、継続的に改訂を実施し内容の充実を図る予定です。
このガイドラインを受けて、有力DgS企業は「身近な健康の相談窓口」となるべく、すでに動き出しています。
本特集では、
・ツルハホールディングス(北海道)
・マツキヨココカラ&カンパニー(東京都)
・スギ薬局(愛知県)
・トモズ(東京都)
の4社に取材を敢行。医薬品登録販売者の教育体制や受診勧奨への取り組みなどについてレポートします。
今号にはほかにも、「ココカラファインココカラファイン大森駅前店」(東京都大田区)、「ツルハドラッグ八軒4条店」(北海道札幌市)も掲載。DDスペシャルレポート「日本チェーンドラッグストア協会、健康生活拠点化推進計画を発表」、DDレポート「電子処方箋と電子署名」、「フード&ドラッグ成功の条件」の読みどころです。
ぜひご一読ください。
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