ダイヤモンド・ドラッグストア2023年1月15日号
2023年1月15日発売
【特集】
電子処方箋スタート 変わる!? 調剤マーケット
2023年1月26日から電子処方箋の運用がスタートします。
厚生労働省は22年10月28日、電子処方箋について医療機関・薬局等向けに取りまとめた「電子処方箋管理サービスの運用について」を各団体に通知すると同時に、都道府県などに向けて通知を発出し、電子処方箋について周知を依頼しました。
施策の主旨としては「処方箋の電子化は、医療機関と薬局の連携や服薬管理の効率化等に資するだけでなく、電子版お薬手帳等との連携等により、患者自らが服薬等の医療情報の履歴を電子的に管理し、健康増進への活用(ポータルサービス)の第一歩になるなど、多くのメリットがある」と記載されており、医療機関の効率化だけが目的ではありません。
電子処方箋の運用に当たっては、基本的に、患者がマイナンバーカードを健康保険証として利用しており、かつ医療機関・薬局では顔認証付きカードリーダーを備えてマイナンバーカードでオンライン資格確認を行っている必要があります。
この電子処方箋の運用開始に合わせるかのように、アマゾン(Amazon.com)が調剤市場に参入するとの報道がありました。さらに調剤業務の一部外部委託については「一包化」に限定し、委託先を「同一の三次医療圏内」で始めることが決まっています。
今、調剤マーケットが大きく変わろうとしています。
本特集には、サンキュードラッグ代表取締役社長兼CEOの平野健二氏の特別インタビューのほか、有識者による電子処方箋やアマゾン参入についての解説、帝国データバンクによる「医薬品小売事業者の倒産・休廃業・解散状況」の最新状況なども盛り込みました。今後の調剤マーケットがどう変わっていくのか展望します。
今号にはほかにも、一般社団法人日本チェーンドラッグストア協会「第17回セルフメディケーションアワード」の受賞2作品を掲載したほか、ドラッグストア業種の「2022年度日本版顧客満足度指数調査」、ウエルシア薬局(東京都)の移動販売車「うえたん号」のレポートも読みどころです。
ぜひご一読ください。
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